おりおりの詩 2月2日

明日は節分 あさって立春
とはいえ肌に感じる寒気の厳しさはまだまだこれから当分続きます
ですが 庭に目をやると
日当たりの良い場所を占めているグミはすでに新しい芽を吹き始め
水仙と梅は 花  開き出しました
呼ばなくても ちょっと目を凝らしてやれば
側にやってきてくれている春…
あっちにも こっちにも あなたの側にも
きっと来ています
早春は…風のあたらない日溜で
こっくり こっくり 船を漕ぐ
そんなふうに ゆったりと
流れる時のなかで 生きていけたらな…
日溜の船漕ぐ顔に皺深し 
時の流れをたおやかに見す
2月2日